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2005年10月11日 (火曜日)

授業参観にて

 以前、親戚の子(小学生)の授業参観に行ったとき、今の日本の公教育の実情を垣間見て、暗澹ある気持ちになったのを覚えている。

 木造校舎(アスベスト付き?)、硬い椅子・机、エアコンなし、黒板にチョーク、ゴミだらけの埃立つ教室、授業中に奇声をあげる子どもたち、社会性のなさそうな顔をした教師たち…。

 恐ろしいことに30年前と何も変わっていない『学校』がそこにあった。いや、むしろ子どもと教師の質はあきらかに悪くなっている。我々の時代は、良くも悪くも今よりはずっと『熱』があった気がする。

 日本では、公教育に対する設備投資はほとんど行われてきていない。利権につながりにくい教育よりも、うまみの多い道路や箱物を造ることに政治家が精を出してきたためだ。根強い私学志向や塾に通わせるのは、親が我が子を守る防衛本能からである。公立学校では宿題もほとんどないらしい。宿題を出すと先生が採点しなくちゃいけないし面倒なのでと、まことしやかに噂されている。先生も公務員。なるべく働きたくないのであろう…。

 しかし、ここまでひどいとは…。公立学校に入った時点で、その子どもはかなりのハンデキャップを負うといっても過言ではない。もちろん、校長先生の頑張りで、素晴らしい公立学校もあると聞くが、我々に公立学校をえらぶ権利はない。

 自国の教育をおろそかにする国は、必ず滅亡する。

 当社は将来的には公立学校の運営も担っていきたいと考えている。

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