
「日本のスポーツを変える」という理念のもとに躍進を続ける、日本初の『総合スポーツサービス企業』リーフラス㈱。子ども向けのサッカースクールに始まり、野球、空手教室を全国に展開しておりスクール総会員数は設立から5年で30倍の15,000人を突破!その実績は『リーフラスの奇跡』と呼ばれています。
時代のニーズに応えて、現在は中高年者向けのヨガ体操教室、全年齢対象のスポーツ家庭教師、各種団体・法人へのスポーツ指導員の派遣と事業をさらに拡大。企業として利益を追求することより、社員一人ひとりの幸福を第一と考えるリーフラスには、毎年10,000名を越える新卒者がエントリーしています。
就活生に大人気のリーフラス㈱代表取締役兼CEO伊藤清隆氏に直撃インタビュー。リーフラスを徹底解剖します。スポーツを仕事にしたい就活生には必読のインタビューです!
総合スポーツサービス企業 リーフラス株式会社 「日本のスポーツを変える」
学生】最初に起業されたきっかけをお聞かせください。
伊藤】今から16、7年前、20代半ばに前職で香港に赴任しました。日本では、まだJリーグも発足しておらず、野球が人気の時代です。当時、香港はイギリス領で、その影響から非常にサッカーが盛んな都市で、町のあっちこっちで子どもから大人までみんなサッカーを楽しんでいました。それを見て、これから日本にもサッカーの時代が必ず来ると思いました。
それと、日本のスポーツはスポーツ先進国である欧米諸国に比べ30年遅れています。その理由は、スポーツ根性主義。私自身、中学時代野球部で実感しました。勝つ為には、しごき、体罰、暴言を容認する指導が、未だにまかり通っています。これは、絶対におかしい!それを変えるためにはどうしたら良いか?「日本のスポーツを変えたい」という想いから、2001年に起業。小学校低学年児を対象にサッカースクールを開校し全国に展開しました。
私達のスクールは、勝つ為のサッカーではなく、サッカーを通して健全な子ども達を育成する。スポーツを楽しみながら規律や協調性、礼儀、リーダーシップ、思いやりといった心の育みに重点を置いた指導を行っています。保護者の方々からの信頼を受け、設立から5年余り、新たに野球・空手スクールを開校。全国で会員数が15,000人を突破しました。
学生】選手の育成が目的だと思っていました。教育なんですね。
伊藤】そうです。教育です。スポーツを通して心も体も成長させていくのが目的です。
学生】「日本のスポーツを変える」にはどうしたらいいですか?
伊藤】簡単です。スポーツの指導者を変えればいいのです。ボランティアやアマチュアの指導者ではなく、当社の社員、及び当社の理念に共鳴した指導者、つまりスポーツ指導をサービス業と捉え、スポーツ指導を職業とするプロフェッショナルが、日本のスポーツの中核を担っていけば、間違いなく日本のスポーツは変わっていきます。
「しごきをしない」「殴らない」「暴言をはかない」「各人の体力・性格に合わせた指導をする」「各人の人格を尊重した指導をする」「封建的関係を排除する」この『当たり前』のことを、日々のスポーツ指導で行っています。
学生】スクールでは、試合を行っているんですか?
伊藤】年に3~4回試合を行います。試合では、全員がレギュラーなんです。補欠はいません。全員レギュラーで試合を組み立てます。4月29日には福岡ヤフージャパンドームで元ヤクルトスワローズの古田敦也さんをお迎えしてサッカー・野球大会を開催しました。
学生】ヤフードームでサッカー・野球の練習、試合が出来るって、子ども達には最高ですね。
伊藤】ドーム大会も教育の一環として開催しています。子ども達には貴重な体験になると考えます。
成長率は5年で30倍!『リーフラスの奇跡』と呼ばれる驚異の成長。
学生】高成長の要因を教えて下さい。
伊藤】弊社では、起業当初より完全正社員制(指導者全員が正社員)をとっていますが、当時は、「スポーツをサービス業として捉えた正社員制のビジネス」など成功するわけがないと考えられていました。なぜなら、それまでスポーツの指導者は、アルバイトやボランティアがほとんどだったからです。
しかし、起業当初の理念、すなわち正社員制を崩すことなく「絶対に成功する」という確固たる信念を持ち続け、地道に歩んで来た結果、『本物志向』の高まる消費者ニーズを的確にとらえ、消費者の求めるサービスを提供したことが高成長の要因だと考えます。
学生】少子化の影響は受けませんか。
伊藤】子どもの豊かな成長を願う家庭が増えていることはもちろん、少子化で、子供一人当たりにかける教育費はより増加しています。アルバイトでなく正社員による子どもの心の育成を重視した私たちの事業には、むしろ追い風なのです。一方で高齢化社会を見据えた、高齢者向けフィットネス事業にも力を入れています。スポーツに対するプロフェッショナルが集まる同社の役割は、日本初の総合スポーツサービス企業として、スポーツに関するあらゆるニーズに応えていく事と考えています。
個人向けスポーツ家庭教師サービス、幼稚園や保育園、高齢者向け施設、そして一般企業までその枠を広げた法人向けスポーツ人材派遣サービスが本格稼動しています。すでに法人契約数は150社を超えています。今年は海外拠点の設置も予定しています。
スポーツが一生の仕事に出来る。毎年、新卒者エントリー数10,000名
学生】毎年、すごい数の新卒者のエントリーだそうですね。
伊藤】今現在、2009年度の新卒者のエントリーが約7,000名を超えています。最終的には10,000名を超えると思います。予想を上回る応募者数に、人事部は毎日てんてこ舞いのようです。
学生】学生に人気の秘密は、どこにあるとお考えですか?
伊藤】好きなスポーツが、一生の仕事に出来る点だと思います。
これまでスポーツ指導の仕事といえば、アルバイトや契約でスポーツクラブ等の指導者として働くことしか選択肢がなかった。それも若い時期だけ。
しかし当社では正社員で終身雇用制度を採用しています。スクールマネージメントのみならず、多彩なキャリアプランを用意し、社員が60歳になっても働ける環境を創造しています。社員全員が自分自身の年齢・実力に見合ったポジションに、生涯チャレンジし続ける人生を歩んで行くことができます。
学生】採用のポイントは、どこですか?
伊藤】選考は、時間をかけて丁寧に行っています。適正、SPI試験はなくグループディスカッション・個別面接に重点を置き、人物・人柄を重視。人間性が豊かな人、「日本のスポーツを変えたい、良くしたい」という、理念を共有出来る人を採用したいと思っています。
学生】私も就活中で、御社にエントリーしたいと思います。
伊藤】ぜひ、秋採用でチャレンジしてください。
正社員・終身雇用を前提とした実力主義。自由な社風 みんな「さん」付け、服装や髪型も自由。
柳川】若い方に重要なポジションを任していらっしゃいますね。
伊藤】安定した終身雇用のなかで徹底した実力主義を取り、権限の委譲を徹底しています。社歴に関係なく、能力に応じたステップアップが可能です。現在、各地区のブロックリーダーは全員30代前後です。さらに、本人の意欲に応じて新規事業の立ち上げやビジネスコンサルティングなど、より責任ある仕事も任せています。
学生】評価制度について教えて下さい。
伊藤】評価は単純明快です。スクールの顧客数、顧客のイベントへの参加率がポイントです。実力に応じて、ポジショニングと共に年収もアップしていきます。全員にチャンスは平等かつ無限大にあります。
学生】自由な社風だそうですね。
伊藤】当社は従来のピラミッド型ではなくフラットな組織体制です。社員全員が『~さん』と呼び合います。もちろん私も『伊藤さん』と呼ばれています。本人の責任において、服装や髪型も自由。茶髪、髭もOKですよ!
リーフラス 企業理念「自分に良し、相手に良し、会社に良し、社会に良し」
柳川】社員を信頼し、社員の幸せを第一と考えてらっしゃいますね。
伊藤】当社は企業利益よりも、社員一人ひとりの仕事やプライベートでの幸福を感じられる環境を優先しています。当社の基本理念は「自分に良し、相手に良し、会社に良し、社会に良し」にあるように、社員一人ひとりが自分の仕事に誇りと自信を持って業務に取り組むことにより、自ずとお客様にとっても最高のサービスが生まれ、会社の売上利益は拡大し、社会にとっても良い結果につながると考えています。定期的に人事アンケートを実施し、社員一人ひとりの希望するポジションや勤務地を調査し、希望に沿った人事政策を実施しています。会社都合による強制的な転属・転勤などはありません。当社の離職率は年間数名あるかないかという低い率で過去6年間推移しています。社員満足の証明である高成長・低離職は企業の勲章であると私は考えています。さらに社員一人ひとりの「生き方」にあわせた勤務体制を現在構築中です。
学生】「生き方」にあわせた勤務体制とは?
伊藤】3年間の育児休暇とリトライ(再入社)制度、アスリート採用制度等です。
学生】採用職種に総合職、一般職、アスリート職とありますね。
伊藤】アスリート職とは、1日3時間、週17時間勤務/完全週休2日制(土・日)がベースです。現役競技者(アスリート)としての練習や試合参加のための必要十分な時間が確保できる勤務体制となっています。休日休暇は基本的には総合職に準じますが、試合や遠征などとの調整が可能です。アスリートを側面からサポートする当社ならではの制度です。
柳川】伊藤さんのブログも楽しく読ませていただきました。
伊藤】もう書き出して5年以上になります。最近はたくさんの経営者の方がブログを書かれていますが、5年前はめずらしかったんですよ。文章に魂を込め、「一筆入魂」の思いで企業論他、政治・経済・スポーツ・グルメなどについて書いてます。5年間書き続けているブログも、理念の共有に役立っていると思います。
柳川】成長において理念の共有は必要ですね。御社は研修等、社員教育にも力を入れてらっしゃいますね。
伊藤】特に研修には力を入れています。新卒者は内定後、徹底した現場研修を実施。入社する4月の段階では、もうすでに一人前の指導者になっています。私にとって、社員の成長が一番の喜びです。次の経営者を創る事を使命と考えています。
学生】最後に就活中の学生さんにメッセージをお願いします。
伊藤】就職活動は、企業に合わせるのではなくありのままの自分を見せて、自分に合った企業を自らの手で探し出す活動です。妥協するのではなく、いろんな会社との出会いを大切にして下さい。頑張って下さい。
学生 本日は大変為になるお話をたくさん聞かせて頂きありがとうございました。自分に合った会社に出会えるまで就職活動頑張ります。
インタビューを終えて
「日本のスポーツを変える」という伊藤さんの熱い想いが、伝わりました。私達も中学・高校時代に部活で監督、コーチ、先輩からしごき等を受け、そのことに疑問を抱きました。これって勝つ為に必要なことなのかと。もちろん勝ち負けも大事ですが、本来スポーツは楽しいものなんだということが、お話を聞いて再認識出来ました。ありがとうございます。
大好きなスポーツが一生の仕事に出来るなんて最高の会社です。就活生がエントリーする理由も解りました。伊藤さんは、社員一人ひとりを信頼し、社員の幸せを第一に考えてらっしゃる、すばらしい経営者です。リーフラスの秋採用にチャレンジして、また伊藤さんとお会いしたいです。その時は、よろしくお願い致します。(『Gakuraku』より)